荷重・外力とは

短期荷重時(暴風時)

短期に生ずる力一般の場合多雪区域の場合1多雪区域の場合2荷重状態
暴風時 ※G + P + WG + P + WG + P + 0.35S + W短期風圧、短期積雪2
極稀暴風時 ※G + P +1.6 WG + P +1.6 WG + P + 0.35S +1.6 W極稀風圧、短期積雪2
※暴風時においては、建築物の転倒、柱の引抜き等を検討する場合、Pの値は、実況に応じて積載荷重を低減することとされています。

稀に発生する暴風状態
(短期風圧)

  • 短期風圧力と呼び、50年再現期待値におおむね相当する数値として設定される風圧力で、次式により算出します。​

短期風圧力W(N/㎡)= q・Cf​

  • q:速度圧(N/㎡)
  • Cf:風力係数​

極めて稀に発生する暴風状態
(極稀風圧)

  • 建築物が想定すべき最大級の風圧力と呼び、500年再現期待値におおむね相当する数値として設定される風圧力で、次式により算出します。​

最大級の風圧力Wu(N/㎡)= 1.6 × W​​

  • W:短期風圧力(N/㎡)​

暴風時・地震時の平均的な積雪状態
(短期積雪2)

  • 多雪期域において、積雪時の暴風または地震に襲われたときに想定する積雪状態です。
  • この場合、積雪荷重はその地方における冬季の平均的な積雪状態として、短期積雪荷重の35%の大きさ値とされています。


暴風・地震時積雪荷重SAVE(N)= 0.35 × S

  • ​S:短期積雪荷重(N)​​