SS材とは

一般構造用圧延鋼材 JIS G 3101

  • SS材とは、Steel Structure材の略称です。
  • SS材は、汎用性の高さなどから、SN材のJIS規格制定以前から長い間にわたって一般的に使用されています。
  • 建築基準法では、SS400材およびSS490材について、基準強度の規定があります。​

強度

  • 引張強さの下限値として、400N級と490N級があります。

種類

  • SN材やSM材などのように、A、B、Cといった種類はありません。

​特徴

  • SS400の特徴の1つとして、化学物質の規定がほとんどないことが挙げられます。
  • 有害物質であるリン(P)と硫黄(S)の上限規定はされていますが、それ以外の化学物質(炭素(C)やケイ素(Si)、マンガン(Mn)など)については規定がありません。